予科練平和記念館の使命

2月 1st, 2018

大変厳しい寒さが続いていますが、お変わりないでしょうか。

予科練平和記念館は平成22年に開館し、今月2日で8年が経過します。

当館では、大正年代から阿見町に存在した霞ヶ浦海軍航空隊と土浦海軍航空隊、予科練について調査研究した成果や収集した資料を展示するとともに、後世に伝えていくために保存しています。戦史に基づいて正確に展示しており、来館された方が過去の悲惨な戦争を振り返ることで、現在の平和な社会の大切さを認識してもらい将来にわたり維持していくことを目的としています。

当館は平和な社会を堅持する重要性を全国に発信する使命を持っており、単にコスト面からの採算性の視点だけでは計りしれない性格を持った施設です

こうした重要な役割を担っている当館ですので、行政の責任によって、目的・趣旨が変わることなく確実に運営して行くべきと考えています。

 

明日2日は、開館記念日で入館料が無料となります。皆様のご来館をお待ちしております。

 

4日(日曜日)午後2時から、講演会「ノモンハン事件」を開催します。講師は元阿見町予科練歴史調査委員で戦史研究家である、井元潔氏です。

 

現在、企画展「シベリア強制抑留関係展示会~労苦の記憶~」を開催しています。この企画展だけをご覧になる場合は無料ですので、ぜひご覧ください。

イベント等の詳細につきましては、このサイトの新着情報をご覧ください。