新年のごあいさつ

1月 5th, 2020

新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、令和最初のお正月を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。

 

当館は本日4日より開館しております。

今年も職員一同分かりやすい展示や解説に努め、更なる平和発信に努力してまいる所存です。

皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております

年末のごあいさつ

12月 26th, 2019

クリスマスも終わり、今年もあと残すわずかとなりました。

 皆様にとりましては、2019年はどんな1年でしたでしょうか。

 

 予科練平和記念館は開館10年目の節目の年を迎え、改めて設立趣旨である歴史遺産の伝承と恒久平和に向け、皆様にご満足いただけますよう職員一丸となって1年を過ごしてまいりました。

 お陰様で、海原会様や歴史調査員の皆様、並びに大勢の皆様方のご協力をいただきながら、講演会活動をとおしての平和教育を中心に、事業展開ができたものと思っております。

 改めまして、ご協力をいただきました皆様、並びにご来館をいただいた方々には御礼を申し上げます。

 来年も皆様に満足いただけますよう職員一同邁進してまいります。

皆様が穏やかな新年を迎えられますよう、心からお祈り申し上げます。

新年は、1月4日(土)より通常どおり開館いたします。 

皆様のご来館をお待ちし申し上げます。

秋、到来

9月 13th, 2019

急に秋めいてまいりましたが、それもそのはずで今日は中秋の名月・一五夜です。すすきに月見団子をお供えして、涼しくなった今宵は名月をゆっくりと眺めてみたいです。

 

先日の台風15号の影響はいかがでしたしょうか。町内では約3,200戸が長時間にわたり停電となり、またビニールハウスの倒壊等で農作物に被害がありました。直撃となったお隣の千葉県ではまだ多くの地域で停電・断水が続いているなどの甚大な被害が出ております。

被災された方々には心よりお見舞い申し上げますとともに、 一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 

 

連日30度を超える猛暑が続いておりましたが、行楽の秋になりましたので大勢のお客様にご来館いただいております。

 

今月21日(土)は講演会「アッツ島の戦い」を開催いたします。講師は阿見町予科練歴史調査委員の大橋良一さんです。アッツ島とはアメリカ合衆国アラスカ州のアリューシャン列島最西部に位置する島で、「玉砕(ぎょくさい)」という表現が日本で初めて公式発表されたのがこのアッツ島の戦いとのことです。玉砕とは、「玉が美しく砕けるように、名誉や忠義を重んじて、いさぎよく死ぬこと」とあります。

詳細は新着情報をご覧ください。

 

 

いきいき茨城ゆめ国体セーリング競技が、いよいよ当町特設会場で今月29日(日)から10月2日(水)の期間で開催されます。会場は着々と準備が整いつつあり、湖畔では練習する艇が多く見られるようになりました。全国都道府県から勝ち抜かれた353艇、575名の方々が参加される予定です。熱戦を期待しています。

 

セーリング競技開催期間中は当館も休まず開館しておりますので、この機会に是非ご来館されてはいかがでしょうか、皆様のお越しをお待ち申し上げます。

終戦記念日

8月 17th, 2019

8月15日は74回目の終戦記念日でした。

台風10号の影響で天気が不安定の中を大勢の方々にご来館いただきまして、ありがとうございました。

遠方よりお越しいただいた方、お子様連れの方、等々いろいろな方々がそれぞれの想いを持ってご来館され、予科練生という少年たちの青春群像を通して、「戦争」というものを改めて考えられたことと思います。

終戦記念日は日本人として決して忘れてはならないことであり、今日の平和が多くの犠牲のもとにあることを、私自身も改めて肝に銘じたいと思います。

当館においてもご来館者の方々とともに正午に黙祷を捧げ、戦没者を追悼し平和を祈念いたしました。

 

 

夏休みのお子様向けイベントのご案内です。

先ず明日18日(日)は、小中学生の宿題相談会「ものしりおじいちゃんに聞こう!阿見の昔のはなし」です。町の歴史や戦史、予科練について、当館の歴史調査員がいろいろと質問に答え教えてくれます。

続いて、24日(土)は、夏休み講演会「飛行機はなぜ飛ぶの?ブーメランの不思議な飛行」です。予科練生も勉強した航空力学についてブーメランを作りながら、当館の伊藤解説員が講演します。

夏休みも残すところあと2週間、自由研究等の宿題がまだ終わっていない小中学生で興味のある方は是非ご来館ください。

 

皆様方のご来館をお待ち申し上げます。

 

歴史調査委員のおじいちゃん

7月 15th, 2019

今日は「海の日」です。もうすぐ楽しい夏休みのはずが、当館から見えるのはどんよりとした曇り空。今年はいつになったら梅雨が明けるのでしょうか。

 

先週は歴史調査委員の方々との開館10周年記念事業の打ち合わせでした。来年2月で開館10周年となります。記念事業内容については決定次第HP等でお知らせするといたしまして、今回は「歴史調査委員」について少しお話させていただきます。

 

当館には歴史調査委員という予科練を中心とした近代阿見町の歴史を調査・研究している委員の方々がいらっしゃいます。御年91歳になられる元甲種第14期海軍飛行予科練習生の戸張委員をはじめ、元自衛官で教官等を務められた赤堀委員、中川委員、大橋委員の4名の方々です。

 

主な調査研究の成果としまして、これまでに「阿見と予科練」、「予科練ものがたり」、「続・阿見と予科練」、「海軍航空隊ものがたり」、「戦後70年記念特集『あの日あの時』」等を発刊し、その編纂に携わっていただいております。

私も先日、その成果としての阿見大空襲についての詳しい内容を伺いましたが、証言等による当時の様子とデータ等による科学的な根拠から、今その場所にいるような感じになったことを覚えています。本当に時間をかけて詳細に調査研究をされていると感じました。

 

また、日々の調査研究の傍ら、講演会講師や特別展への指導助言、ときにはやさしいおじいちゃんとなって小中学生の宿題等の歴史学習にも一役買っていただいております。特に戸張委員には当時の予科練生としての貴重な体験を、中高生等を対象に講演をしていただいております。同年代の中高生には何か感じるものがあるのではないでしょうか。

 

我々職員の業務においても相談にのっていただくこともあり、当館を影で支えていただいている方々でありなくてはならない存在です。失礼かもしれませんが、若い職員にはまさに「良きおじいちゃん」ではないでしょうか。

 

長引く梅雨による日照不足の影響でしょうか、今年の蓮の花は少し遅いようです。当館周辺の蓮田はまだほんの少しといった具合です。

今月20日(土)は「なつやすみミニイベント予科練こども会」を予定しております。

皆様方のご来館をお待ち申し上げます。

阿見大空襲の日と収蔵資料展

6月 16th, 2019

今年も6月10日を迎えました。

今から74年前の昭和20年(1945年)の朝に、当時予科練生が訓練を行っていた土浦海軍航空隊と周辺地区が米軍のB29爆撃機による大規模な空襲を受け、370余名の方が亡くなりました。

当時の様子を調査した当館歴史調査委員に伺いましたが、聞くに堪えがたい惨状であり、ただただご冥福を祈るのみでした。こののどかな町にも戦争による悲惨な出来事があったことを忘れてはならないと、改めて感じたところです。

当館ではその空襲の資料展示及び再現した映像を放映するとともに、その惨状を忘れず伝承するため毎年6月10日は無料開館日としております。

 

当館にはご遺族の方などから寄贈された遺品等の資料約1万5千点を収蔵しております。その中には予科練以外の資料も多数存在します。これらの未だ展示されていないものを中心に、毎年前後期2回の収蔵資料展を開催しております。

本年度前期の収蔵資料展は「それぞれの記憶」と題し、ご寄贈いただいた方々の資料に籠められた「記憶」や「想い」を感じ取っていただければと企画したものです。

9月1日まで開催しておりますので、ぜひご来館ください。

 

今年も平年並みの梅雨入りとなりました。体調管理には十分気を付けたいものです。

当館周辺のいたるところで紫陽花が色づきました、白、青、紫、ピンク・・・。

皆様方のご来館をお待ち申し上げます。

池太郎氏講演会と第52回予科練戦没者慰霊祭

5月 14th, 2019

皆様、10連休はいかがお過ごしになられましたでしょうか。当館には大勢の方にお越しいただきまして誠にありがとうございました。遠方からの方々も多数見受けられ、経済効果は十分にあったものと思われます。

桜が終わり新緑の季節となりましたので、これからバラが見頃を迎える季節となります。待望の開花までつぼみの膨らみに一喜一憂する毎日です。

 

新しい時代の幕開けとなった5月は、令和元年に相応しい講師の方をお招きしての講演会を予定しております。最新情報でもお知らせしておりますが改めて紹介をさせていただきます。

 

前海上自衛隊呉地方総監 海原会顧問 元海将池太郎氏による講演会を25日(土)に開催します。池氏と当館との関わりは、氏が海上自衛隊教育航空集団司令官時に、教育資料作成のための当館からの資料提供や、航空学生の教育一環としての当館見学研修を取り入れたこと、並びに退官後に海原会顧問に就任されたこと等があり、講演が実現することになりました。

題名である「伝統の継承」(海軍航空から海自航空へ)は正に海軍飛行予科練習生から現在の海上自衛隊航空学生へ引き継がれているものです。

また、6月2日(日)には海原会主催による第52回予科練戦没者慰霊祭が陸上自衛隊武器学校内の雄翔園で開催されます。式典は午前11時から国旗掲揚、海上自衛隊による儀仗(弔銃)、黙祷で始まり、献花、予科練生の遺書の朗読、遺族代表の挨拶、若鷲の歌奉唱など奉納行事が行われます。式典には一般の方も参加できます。なお、当日当館は無料開館日となっております。

とても過ごしやすい季節となりました。皆様方のお越しを心よりお待ち申し上げます。

着任しました

4月 16th, 2019

着任から2週間が過ぎましたが、当館敷地の桜はまだ綺麗に咲いています。

今日はまさに陽春そのもの。陽光の中を染井吉野の花びらが舞い、大島桜の美しい花の白と新緑の緑が今見ごろを迎えています。八重咲きの里桜は蕾がほころびはじめたばかりです。

このような穏やかな日が未来永劫続くことを願いたいものです。

 

4月の人事異動では私館長と館長補佐が代りました。また館内を案内する展示解説員は2名が新しい方となりました。只今猛特訓中で連休明け頃から解説開始を予定しております。

 

予科練平和記念館とその敷地である霞ヶ浦平和記念公園は、構想から約20年、開館から10年の節目の年を迎えようとしています。当館はこれまで数えきれない方々のご支援ご協力により建設運営がなされてまいりました。私自身も構想と基本計画に携わった人間として、また予科練が存在した自治体の使命として、改めて当館の目的である歴史遺産伝承と恒久平和実現を目指して運営していきたいと考えます。

来月より「令和」という新しい時代がスタートします。本日のような穏やかな日々の時代となることを願います。

 

4月27日から5月6日までの10連休は休まず開館いたします。なお、5月1日の即位の日は無料開館日となりますので、皆様方のご来館をお待ち申し上げます。

 

 

海軍道路と桜並木

3月 6th, 2019

このところ天気が変わりやすく傘を手放せなくなっていますが、日一日と春めいてきています。間もなく桜の開花の便りが届くと思いますが、今回は町の桜並木の話です。

霞ヶ浦海軍航空隊は大正11年に開隊しましたが、開隊して間もなく航空隊本部から霞ヶ浦湖岸の土浦海軍航空隊(当時は霞ヶ浦海軍航空隊の水上班)まで直線で結ぶ幅員約15m(8間)の広い道路が建設されました。さらに土浦海軍航空隊の手前を左折して常磐線土浦駅まで向かう道路は曲がりくねった狭い道でしたが、拡幅され直線の道路に改良されました。霞ヶ浦海軍航空隊から土浦駅までの区間を結んでいた道路は「海軍道路」と呼ばれました。海軍道路は従来の道路を大幅に広げて(一部は新設された)コンクリート舗装された近代的なものでした。

戦後になると、海軍道路の一部で土浦駅から阿見坂下を通り稲敷市に向かう道路は、国道125号線になりました。また、土浦海軍航空隊があった阿見坂下から霞ヶ浦海軍航空隊までの海軍道路は県道竜ケ崎阿見線の一部となっています。どちらも阿見町の主要幹線道路です。

海軍道路の両側には大正の末から終戦後まで約10メートルの間隔で桜が植えられていたそうです。現在はほとんど見られなくなり、坂の途中にわずかに2本が残っています。

茨城大学農学部を通る県道竜ケ崎阿見線(通称「茨大通り」と呼ばれている)の両側には桜並木があり、満開になると多くの人が楽しんでいる町の桜の名所です。海軍道路の桜並木をほうふつさせますが、この桜は戦後に植えられたものです。

桜が満開の茨大通り(昨年撮影)

 

9日に「おはなしとむかしあそびの会」を開催します。霞ヶ浦高校演劇部の生徒の皆さんによる絵本の読み聞かせのほか、バルーンアートや「むかしの遊び」で楽しみましょう。同時に「おもちゃの病院」も開催します。

収蔵資料展「絵葉書と日記-日々を綴れば-」を開催しています。寄贈いただいた資料の中から昭和20年以前に発行された絵葉書75点と、阿見町出身の予科練生だった木村孝正さんが昭和17年に書いた日記(今回は3月と4月分)を展示しています。日記の原本と書き起した文をパネルにして展示しており、今月から4月分を展示します。ぜひご覧ください。

霞ヶ浦神社と土浦航空隊神社

2月 1st, 2019

寒い日が続きましたが来週は立春になります。梅の開花の便りが間もなく届きます。

2月2日は当館の開館記念日です。入館は無料となりですので、皆様のご来館をお待ちしております。

当館は平成22年2月2日に開館し10年目となりました。今年は10周年記念事業を計画しています。日程など詳細が決まりましたら、お知らせいたします。

今月29日から収蔵資料展「絵葉書と日記-日々を綴れば-」を開催しています。寄贈いただいた資料の中から、昭和20年以前に発行された絵葉書75点と、阿見町出身の予科練生だった木村孝正さんが昭和17年に書いた日記の中から3月分を展示しています。(4月分を後期に展示します)ぜひご覧ください。

霞ヶ浦神社と土浦航空隊神社の話です。大正11年に阿見町で開隊した霞ヶ浦海軍航空隊は戦闘機の飛行訓練を行っていましたが、訓練中の事故が多く亡くなる隊員も大勢いました。当時戦死者は靖国神社に祀られましたが、訓練中の事故で亡くなった隊員は祀られませんでした。山本五十六元帥が海軍大佐だった40才の時に霞ヶ浦海軍航空隊に副長兼教頭として赴任しましたが、殉職者の慰霊のため、山本副長兼教頭が委員長になり霞ヶ浦神社建設調査委員会が作られ、霞ヶ浦神社が隊内に建立されました。終戦になると進駐軍の指示で霞ヶ浦神社は撤去されましたが、社殿が阿彌神社に移設されて現在も保存されています。また、茨城大学農学部内に社殿を固定したコンクリートの基礎が残されています。

土浦航空隊神社は予科練生の訓練を行っていた土浦海軍航空隊内に建立されていました。この神社は終戦になって奉焼されたと思われていましたが、予科練歴史調査委員の皆さんの調査により、社殿が土浦市の民家で守られていました。さらに鳥居が、つくば市の鹿島神社に移設されていたことも判明しました。