燻蒸作業が終わりました

2月 20th, 2011

 みなさんこんにちは(*^-^*)

14日(月)から18日(金)まで、資料燻蒸(くんじょう)作業のため

臨時休館とさせていただき、ご予定を立てていただいた皆さんには

大変ご迷惑をおかけいたしました。

お陰様で無事に作業が終わり、ご寄贈いただいた資料を

収蔵庫におさめることができました。


予科練平和記念館の館内には、温湿度を一定に保ち、

資料をより長く保管できるように設計された「収蔵庫」という部屋があります。

寄贈された資料は、「燻蒸」という保存消毒作業を経て、この収蔵庫にて

永年保管されます。


燻蒸作業は、今後もだいたい年に1度のペースで行なう予定です。

この作業にはガスを使用いたしますので、どうしても全館休館になってしまい、

ご迷惑をおかけしてしまいますが、

資料を永く保存していくための大切な作業ですので、何卒ご協力をお願いいたします。

今後の臨時休館の予定は、予科練平和記念館のホームページや

町広報誌「広報あみ」などでお知らせしてまいりますほか、

お電話でもご案内いたしますので、ぜひご確認下さい。


また、先日の13日(日)に行ないました講演会の様子は

次回レポートしたいと思います。



さて、今日はうすぐもりながら、吹いてくる風の中にかすかに

梅の香りを感じる予科練平和記念館です。


筑波山の梅林では昨日から、梅の名所、水戸の偕楽園では

今日から梅まつりがはじまりました。

偕楽園の梅は現在4分咲きだそうで、咲き始めの風情を感じられるころでしょうか。

千波湖に向いている南斜面の紅梅などは、大分咲いているかもしれません。


皆さんも身近なところで春の訪れを感じていらっしゃることと思います。

まだまだ空気が冷たい中でも、確実に春は始まっているので、

いろんなものの始まりや芽吹きを見逃さないように、いつもより小さな変化に

敏感になりたいなと思う今日この頃です。


当館にも遠方からの団体のお客様が増えてまいりました。

「命の大切さ」がテーマの一つである予科練平和記念館ですので、

コースの一つに加えていただけると、自由に観光できる楽しさやありがたさに

改めて気付かれるかもしれません。


茨城には筑波山、水戸の偕楽園、弘道館などの梅の名所がたくさん

ありますので、県外にお住まいの皆さんも、ぜひ春を探しに茨城にお越し下さいね。

派手さはありませんが、のんびりほっこり楽しめると思います。

当館から筑波山へは一般道で約1時間、偕楽園へは常磐自動車道水戸IC

ご利用で約1時間です。(道路状況等によりかわります。)



筑波山梅まつりオフィシャルサイト(社団法人 筑波観光コンベンション協会)

http://www.umematsuri.jp/


山の斜面にありますので、歩きやすい靴でいらっしゃるとよいと思います。

梅越しに山腹からの眺望が楽しめます。

梅林の入り口にある休憩所では、冷えた体に嬉しい梅茶の無料サービスがあります。



偕楽園オフィシャルHP

http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html


東門からお入りいただくのが一般的ですが、もしお時間があれば表門をご覧いただいて、

竹林を通ってから梅林をご覧いただくと、より深く偕楽園を楽しんでいただけます。

(偕楽園・桜山駐車場から梅桜橋を渡ってお入りいただくのがおすすめですが、

ちょっと歩きます。)

園内の好文亭からの景色は本当に最高ですので、お時間がありましたら

ぜひ入ってみてくださいね。



弘道館公園(茨城県営公園都市公園オフィシャルサイト)

http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kodokan01.html


弘道館公園は、偕楽園を造園した水戸藩九代藩主徳川斉昭が作った藩校跡地の

公園です。

斉昭の息子で、江戸幕府最後の将軍となった徳川慶喜もここで学びました。

当時の建物も残っていますので、梅だけでなく、当時の水戸藩の藩士達の精神も

感じていただけると思います。

偕楽園にお越しの際はこちらもぜひどうぞ。