一年を振り返って

12月 1st, 2020

師走に入り、今年も残すところあと僅かとなってしまいました。

この一年を振り返ってみますと、コロナ禍の中でおしなべて国民の生活は大きな負担を強いられた一年だったのではないでしょうか。さらにここにきて、第3波により阿見町は感染拡大市町村に位置づけられました。そのため、予科練平和記念館も11月28日(日)から12月13日(日)まで臨時休館をすることといたしました。12月5日に開催する講演会「ガダルカナルの戦い」も中止となってしまい、皆様方にはたいへんご迷惑をおかけします。

 

さて、この一年、新型コロナウイルス感染症対策によりご来館の皆様方には多くのご不便をおかけした中でご観覧いただいたことを大変申し訳なく思っております。例年ですと年間5万人の方に訪れていただいておりましたが、今年度の来館者は大きく減少する見込みとなってしまいました。

3月6日から6月8日までは臨時休館となってしまい、その間、国や県の新型コロナウイルス対策の方針を注視しつつ、町の対応方針に沿って、お客様の安全と職員の安全を第一に考え、開館に向けての準備をしてまいりました。入館者の制限や展示解説、歴史調査員による講話の中止など、多くの制約の中で、6月9日からやっと開館することができたことは大変嬉しい出来事でした。

また、感染拡大が抑えられてきた8月下旬から9月にかけて、新しい生活様式の実践の中で、いかに新型コロナウイルス感染症と向き合っていくかという事が大きなテーマとなってきました。当記念館といたしましても新型コロナ対策に関し入館時の人数や展示解説の開催等、一部制限を緩和し運営をしたことにより、また、NHKの連続テレビ小説やGOTOトラベルなどの効果、さらには、小中高生の修学旅行の代替事業、校外学習などにより、この秋には多くの方にご来館いただいております。

しかしながら、当初予定しておりました8月の「終戦記念日」や11月の「茨城県民の日」などの特別な日に行っておりました「無料開館日」の設定や夏休み等のイベントなど、様々な行事を中止せざるを得なくなってしまったことは、とても残念でなりません。

来年はぜひ以前の記念館の運営に戻したいものです。

 

今現在、第3波ともいうべき感染拡大が進んでおります。これからの私たちの生活の中で、新型コロナウイルス感染症とどのように向き合っていかなければならないか、一人ひとりが考え、助け合いや支え合いの気持ちを持ちながら生活をしていかなければならないと思います。また、特に医療に携わる方々の負担は大きなものがあります。これからの感染拡大により、さらなる負担が無いようにと祈るばかりです。