「姉妹の来館」

9月 29th, 2010

昨日昨夜と、大雨に見舞われた茨城県南部でしたが、
今日は、その余韻を残すような冷たい雨が続き、肌寒い1日でした。

しかし、記念館の中は、たくさんのお客様で大賑いとなりました。

そんな中、ひっそりと来館された二人の姉妹がいらっしゃいました。
このお二人は、寒さ厳しい2月の開館間もない時期に、
父親と記念館駐車場まで来られたそうです。

その日は、とても寒い日で、
「もっと暖かくなってから来よう」といって、
父親は、入館されずに帰ったそうです。
しかし、その父親は、記念館を見ることなく亡くなられたそうです。

一度見たかったろう父の想いを胸に、
父の誕生日にあたる9月28日の今日、
父母の遺影(写真)を胸に擁(いだ)き来館されました。

この経緯を、お二人が涙を流しながら、語って下さいました。
父母を慕うやさしい姉妹に、同時に私も胸が熱くなる思いがしました。

私たちも、父母はもちろんのこと、
家族を思い、先人達の思いを真摯に受け止め、
感謝できる心が大切であると、
改めて考えさせられるひと時でした。

平成22年9月28日(火)

館 長 糸賀 富士夫

秋の訪れ

9月 29th, 2010

みなさんこんにちは(。・ω・。)ノ

昨日とうってかわって、気持ちのいい秋晴れの

予科練平和記念館です。



空が高くて、とっても気持ちがいいです*。(*´Д`)。*°

明日からはまた下り坂のようですので、今日のお天気を楽しみたいですね。



さて、先日(9月20日)のブログで館のまわりに出現した

謎のホコリタケをご紹介しましたが、

またまた謎の新入りが生えてきました↓↓



・・・どちら様・・・ですか・・・(・・?)?


困ったときの展示解説員Hさん!と思い、Hさんに見てもらったところ、

シバタケか?キツネタケか?ネズミタケか?といろいろ考えてくださったのち、

「・・・謎のきのこですね」との回答が。


ちゃくちゃくと家族を増やしつつある謎のきのこたち。

予科練平和記念館がきのこの楽園になる日も遠くないかもしれません。



そして秋といえば赤とんぼ。

最近あまり見かけないな、と思っていましたが、

今日は幸運にも、どこからかすっと飛んできて目の前のロープに止まりました。

驚かせないように、そっと激写します。



とってもきれいな赤い色をしています。

赤とんぼって、調べてみたら赤い色をしているとんぼの総称なんですねΣ(・ω・ノ)ノ!

ゆうやけこやけの頃に、こんなきれいな赤とんぼが飛んでいたら、なんとなく遠い目を

してしまいそうです。



最近の急な寒さで、初鍋を召し上がった方も多いと思います。

予科練平和記念館も、秋の気配に満ちてきました。

皆さんもご来館の折には、ぜひ秋色の服をお召しになってみてくださいね。

謎のきのこもお待ちしております。