今年も8月15日を迎えます。当館では毎年終戦記念日である8月15日は無料開館日としております。
戦後80年目の終戦記念日です。ぜひ当館にお越しいただき、改めて命の尊さ、平和の大切さを考えていただければと思います。
無料開館日の中でも、8月15日は大変混雑が予想されますが、ご理解のほどお願いいたします。
企画展「戦後の予科練-それぞれの人生 そして慰霊」が9月5日(金)まで開催しています。この機会にご覧になっていただき、予科練生の戦後についても知っていただければと思います。
また、今月は16日(土)に元解説員で現在歴史調査委員の須永康男氏による今年度3回目の「語り部さんと展示を見よう!」、23日(土)には零戦に乗れる館内見学ツアー(子ども向け)が開催されます。
9月6日(日)から改修工事により臨時休館となりますが、それまで企画展やイベントを開催し皆様をお待ちしております。
予科練平和記念館ブログ
8月15日は終戦から80年目の日、無料開館日です
8月 14th, 20257月のイベント・企画展と臨時休館のお知らせ
7月 11th, 20257月も中旬となり、連日の晴天と猛暑も一段落して、週末から来週にかけて梅雨空が戻ってきそうな予報が出ています。暑さは続くようですので、体調管理と急な雷雨に注意してください。
さて、当館では7月5日(土)に、山本晴美氏による元予科練生の特攻を題材とした「歌語り」を、当館学芸員による館内案内と劇中用語の解説や予科練生エピソードなどを交えた、スタディーコンサートとして開催しました。迫真の歌語りで、特攻隊員となった元予科練生の心情やご両親の思いが表現され、切迫した命の期限に心が震える思いがしました。
7月はこの他にも、12日(土)には元解説員で現在歴史調査委員の須永康男氏による今年度2回目の「語り部さんと展示を見よう!」、19日(土)には歴史調査員の大橋良一氏による講演会「戦後80年に顧みる硫黄島の戦い」、23日(水)からは企画展「戦後の予科練-それぞれの人生 そして慰霊」が9月5日(金)まで開催されます。
今月は企画ものが多く開催されます。たくさんの皆様のご来館をお待ちしております。
当館は今年で開館から15年が経ち、老朽化による改修工事を行います。工事に伴い、次の期間、臨時休館となります。
臨時休館期間:令和7年9月6日(土)~令和8年1月31日(土)
ご来館を予定していた皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解・ご協力のほど願いいたします。
6月10日は「阿見大空襲の日」(無料観覧日)です
6月 1st, 20256月になり、間もなく梅雨入りかと思っていましたら、今年の関東地方の梅雨入りは平年より遅れるようです。
この時期当館周辺では多くのツバメが颯爽と宙を舞い、展示しているゼロ戦模型の周りを飛び交っています。そのまま上空に目を向けると、天高くトビが円を描きながら滑空しており、思わず大空にあこがれた当時の少年たちに思いを馳せていました。
6月10日は「阿見大空襲の日」です。今から80年前の昭和20年6月10日、阿見町は大規模な空襲に見舞われ、土浦海軍航空隊のみならず、民間の犠牲者も多くありました。
阿見大空襲を多くの方に知っていただき、後世に伝承するするため、毎年大空襲のあった6月10日は無料で開館しています。この機会に当館にお越しいただき、予科練や阿見大空襲のことを知っていただければと思います。
また、現在開館15周年記念として開催している特別展「ペンを剣にかえて-海軍予備学生の軌跡」は6月15日(日)が最終日です。是非ご来館いただき、「海軍予備学生」の姿も知っていただけたらと思います。
多くの皆さんにご観覧いただき、戦争の悲惨さと命の尊さや平和の大切さを改めて考えていただければと思います。