阿見大空襲

6月 12th, 2015

梅雨に入り、しばらくうっとうしい雨の日が続くようです。

 

6月10日は当館が無料開館の日でした。たくさんの方にご来館いただき、ありがとうございました。

昭和20年6月10日に、阿見町(旧土浦海軍航空隊と周辺地区)が米軍による大規模な空襲を受け多くの軍人・町民・家屋などが被災し、予科練生を含む374名の方が亡くなりました。(「続・阿見と予科練」-阿見町発行による)

予科練平和記念館では、この日を特別な日として、多くの方にご来館いただいて阿見町が被災した大空襲をご理解いただくために無料開館を行いました。

 

昭和30年代から40年代には、島津から掛馬地区にかけた霞ヶ浦湖岸沿いの水田には、爆弾が投下された跡がそのまま残されて池になっていました。私が子供の頃には、この池でよく釣りをしました。被弾した跡だと聞いていましたので、池の大きさから爆発の威力はすごいものだと、子供心に感じていました。

 

来館された方々は、第6室「窮迫」の映像をご覧になって、どのような空襲であったか実感されたことと思います。

 

次回の無料開館日は、終戦記念日である8月15日を予定しております。